にゃんこ先生 ごきげんいかが?

ある日突然失踪し、還らなくなった黒猫G・・・その悲しみを乗り越えて・・・ 我が家にやってきた、二代目黒トラ GG。。。2011_0311震災の前兆か、初めての恋人探しも終盤、GGは不安な後姿だけを遺し還りませんでした。長い哀しみの向こうに待っていたのは弟仔猫三兄弟でした。。。。

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哀悼

 追 悼 


好きなの・・


三月・・・恋の季節の勢いでやってきたトラは、同じ男の子なのにグレが好きだった。

何度アルやペコに追いかけられようと、シャアシャア!!怒られようと決して喧嘩はしなかった。
少し離れて哀しそうに我慢していた。


一番奥病グレがトラの接近を許すまでに、三ヶ月掛かった。

その間、トラは平日の朝昼晩と おわぁぁぁ~!! うわぁぁぁぁ~!!大きな声で雄たけびを上げてやってきていた。


五月の連休あたりになり・・・


ふと目を覚ました真夜中

うわぁぁぁ~!! あわぁぁぁ~!!


トラの絶叫が暗闇に響いていた・・・


その頃から、トラは日増しに痩せていった・・・知らないうちにグレが自分のご飯を食べていいと家の中に招くようになって・・


家に入る度にあちこちにマーキングされるのに参ったから、玄関で餌をたまに与えるようになった。

IMG_0112.jpg



この頃はまだ素敵な首輪をしていた・・・


夏が過ぎ行く頃になれば暑さと放浪生活のせいか・・げっそりとやせ細り、あんなに艶々だった毛並みも悪くなりいよいよもって野良猫らしくなっていく。。ゆるゆるになった首輪は少しばかりの幸せな子供の頃の記憶のようにぶら下がっていた。

IMG_0100.jpg



日に三度ご飯を催促にくるようになったのは秋の初め



玄関の前で雄たけびを上げて催促して待っているようになり、やがて雄たけびもなくじっと待っているようになった。

玄関の戸が開いたら挨拶と催促すればいい・・頭のいい子だった。

たまに誰も出てこないと、縁側から網戸を開けてこっそり入ってきて、茶の間を覗いて小さめに催促した。

ご飯を作って玄関に持っていくことを知っていて、家猫たちみたいにキッチンで食べてはいけないことも判っていた。

だから キッチンの入り口で座ってじっと・・・出来たよ! と言えば急いで先に立って玄関へ走る。


暑い日、雨の日、風の日、寒い日・・・秋が深まると外は哀しい。

そっと廊下の奥へ行き、古い安楽椅子の上で寝ていた・・・


決して、茶の間でのんのんとしている家猫の仲間になろうとはしなかった。

自分は違うんだと何処か判っていた。


首輪がなくなったのは家猫三匹がトラをテリトリーに入れることに何の抵抗も無くなった頃だ。

そして、トラの雄たけびが一日聞こえないと家族が心配するようになり、トラはマーキングをしなくなった。


通い猫なのに、その存在は確かだった。


寒くなってきたらどうしようか・・通い猫ったって、野良だから行くトコないし。

野宿は厳しいから・・飼う?

でも、四匹になるんだよ?

うーん・・自由猫だからねぇどうしたもんか・・・



毎日夕暮れとともに縁側を追い出されると哀しい顔でガラスの向こうから見上げる目・・・悩んだ。。



そして十一月・・・・

三日ほど姿がなかったトラは、左前足を付けない状態でひょこひょこやってきて、よほどお腹が空いたのか大絶叫だった。


びっこびっこしながらも食欲だけは旺盛だったから回復するだろうと思っていた。


だけどその傷のせいで逃げ遅れたのか、さらに酷い怪我をしてやってきた。


誰もご飯をくれない日は、県道の向こうの店まで行ってゴミの餌を漁る・・・野良猫だから。。。



感染症を起こしていたのだろう、ご飯は催促して猫一倍食べたが、殆ど寝ていた。

寒いし、辛そうだから物置の戸を改造して、中にふかふかの寝床を作って仮住まいさせた。

病院へ連れて行こうかと話し合ったりもした。

しかし手遅れだった・・・


土曜日にご飯を催促にきて、いつものようにキッチンで待って、玄関で食べたのが最後。


日曜日の朝・・トラは来なかった。

月曜日の朝。。。呼んでみた・・・

火曜日の朝・・・また何処かへ出かけたのかと思うことにした。



誰も物置へ行けなかった・・・・予感があったから行けなかった・・・


まさか・・と思いたかった。


きっと元気にまた雄たけび上げてくると思っていたかった。


あわあぁぁぁぁ~~!! おわああぁぁぁ~~!!


聞こえるのを願っていた。。


お父さんが物置に見に行った・・・・


トラ死んでた・・・・

トラ!!って呼んだら、おきてくるような姿で死んでた・・・


IMG_0109.jpg




トラとの出会いから別れまでの期間は八ヶ月足らず・・・なのにこんなに近くに感じる猫になるとは思わなかった


いつもトラが通った山・・いつも一緒に歩いた竹やぶの前に、グレとアルとペコが使っていた毛布マットにくるんで、たくさんのご飯を抱かせて葬った。

首輪をなくしたトラに真っ赤なリボンをつけてやったから、トラの墓標は真っ赤な紅葉の木にした。


あの紅葉の下で猫たちが遊べば、トラも一緒・・もう淋しくないから。。いつも足音が聞こえるから。。




トラが来なくなってから、グレは捜している・・・

いつも通ってきた裏山から物置前と東の山畑を何度も何度も

ぐるるんっ・・・ぐるるるるんっ・・・ぐるんっ・・

甘えるような声を出しながら捜して歩く。


夜は、トラが来てやしないか・・障子を開けろ!催促して。。ガラスの向こうの暗闇を一生懸命に見つめる。


居ないの?

どうして居ないの?

あっちかな・・・こっちは?


遠くを見たり、真下を見たり・・・


IMG_0105.jpg


もう帰れないのにね・・・トラ。。

グレは解らないんだよ・・・トラが別れ言ってあげないから。


IMG_0095.jpg


大好きだったんだよきっと・・・良かったね両想いで。。。

今日も捜しにいったよ。

帰ってきて、居ないんだよ?って不思議そうな顔するよ。



IMG_0104.jpg


ゴメンね・・もっと早く出遭えたら良かった。

トラが悪いんじゃなくて、無責任な人間が悪いんだ。


ほんのつかの間の幸せがトラには嬉しかったかな?

本当なら家猫として幸せに暮らせるはずだったのに

放棄するんなら飼わないで欲しい。



・・いつかまたあんな雄たけび上げてやって来る猫がいたら

きっとトラ・・アンタだよね。

ずっと待ってるからね・・・




IMG_0093.jpg



また遭いましょう。。。



それまでサヨナラ。


君と出遭えて良かった。。。







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プロフィール

かめかめ7

Author:かめかめ7
おじいちゃんが亡くなって、その寂しさを埋めてくれた黒猫G。
ある日突然そのGも失踪・・・空へと還って行きました。

残された家族六人は、寂しさと悲しみを乗り越えて、また黒猫二代目を育てることに。

今度はちゃんと記録を残していこう! 淋しくないように・・・

このブログを始めることに。。


..........しかし..........

賢くいい子だったGGはたった二年で旅立ちました・・・


深い哀しみはここに遺した写真に癒され、今はまた新たな出会いを待つこと三ヶ月余り・・

待った甲斐があり、GGの弟たちが無事我が家の家族になりました。

仲良し三兄弟猫たちの日々をまた記録していこうと思います・・



=== 訪問された方々へ ===

通りすがりも、ちょいと覗いてくのも自由です(^^ゞ

出来れば一言残して戴けたら幸いです♪


。。。。新設しました。。。。



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